No.009 神農本草経でも上薬として珍重される麗芝

  麗芝は、中国では二千年以上も前から古典医学書「神農本草経」に記載されています。漢方の考え方では、西洋医学のように特定の病気や臓器を治療するのではなく体質の改善や、自然治癒力を高めることによって、病気を治します。
  麗芝は、上薬(長期に服用ができ、特定の臓器だけに効果をもたらすのではなく、副作用の心配がいらない。)に属し、幻の漢方薬と言われてきましたが、近年様々な検証によってそのメカニズムが解明されてきました。

  人間の体は、約60兆の細胞から出来ています。そしてその細胞への栄養や酸素は血液を通して運ばれています。ところが、現代の食生活やストレス、老化など様々な要因によって、今の私たちの血管や血液は、病んでいます。
  血液の流れがスムーズに行われないことを漢方では「瘀血(おけつ)」と呼び、万病のもとと考えられています。

1.血流の改善・・・・高血圧(下の血圧が下がる)、高脂血症、動脈硬化、血栓症、痔の改善
2.免疫力を高める作用・・・癌の発生や転移、アレルギーの改善に役立つ
3.自律神経の安定・・・・更年期障害、生理痛
4.糖尿病の改善・・・・血糖値が安定

  霊芝の有効成分は、βー1−3グルカンという多糖体の一種です。しかし、どの茸でも同じとは限りません。使用している菌株や、栽培方法などによって有効性は異なる場合もあります。
  茸を煎じて飲む方法もありますが、霊芝の有効成分が茸の傘の部分の約3%と大変微量な為、高濃度のものを飲まなければなりません。
  ところが、霊芝は苦味が強く飲みにくい為、継続が難しく最近では粒状のものが一般的です。粒状のものにも、霊芝のエキス末を配合したもの以外に茸をそのまま固めたものもありますが、有効成分は少ないと言われています。

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