No.003 朝スッキリ目覚めるには
人は一生のうち3分の1は眠っているといわれます。この時間をもったいないと思うかどうかは人それぞれ。でも、この眠りがあるからこそ私たちの生活、健康が成り立っているのです。
夜眠くなり、朝目覚める。この「体内時計」が狂わないように!
   眠りは、一見すると休息、静止の世界ですが、生理学的に見れば、脳をはじめさまざまな体の部分は眠っている間も活動しています。そして、この活動のすべてが、私たちが目覚めて、日中さまざまな活動をスムーズにするために必要なものなのです。
   では、スッキリ気持ちよく目覚めて快適な一日を送るためにはどのような工夫をすればよいのでしょうか。私たちはみんな「体内時計」すなわち「眠りの時計」を持っています。これは脳の視床下部の前の部分にあり、眠りを誘う睡眠中枢もここにあります。視床下部の後部には目覚めを促す覚醒中枢があり、この体内時計、睡眠中枢、覚醒中枢の3つが一緒になって1日のリズムを作っているのです。夜になるといつの間にか眠くなり、朝になると自然に目覚める。このリズムを保ち続けること、これが1番の基本です。
毎日決まった時間に起きよう!
   たまには思いきり寝だめをしようとか、ゲームに夢中になり過ぎて夜ふかしなどと起床も睡眠も時間が日々まちまちな生活はダメ。決まった時間に寝て、決まった時間に起きる。これが健康睡眠の基本です。どうしても不規則になりがちな人も、朝起きる時間だけは一定に保つよう努力を。活動開始のリズムを体に覚えさせることが大切。
レム睡眠で起きれば目覚めもスッキリ!
   あまり眠っていないのに頭はスッキリ。これはレム睡眠から目覚めているとき。反対によく眠ったのに、起きると頭がボンヤリ。これはノンレム睡眠から目覚めたときです。レム睡眠は睡眠が浅くなったところで目玉がキョロキョロ動く状態を、ノンレム睡眠は目玉の動きのない深い睡眠の状態をいいます。
日中の生活をスムーズにするために必要な睡眠。眠りからスッキリ目覚めるために、心地よい眠りにつくためにはどのように工夫したらよいのでしょうか。簡単にできる方法を紹介します。
モーニングシャワーは熱いお湯で短時間に!
   シャワーを使って適度に皮膚を刺激し交感神経を活発化させれば、よりスッキリした目覚めの感覚を得ることができます。ポイントはかなり熱いお湯を使うこと。そして、テキパキと短時間で終えること。熱いお湯を長時間かけていると交感神経が活発になり過ぎて逆にストレスを引き起こしてしまいます。さらに水流は強めにするとより効果的です。
さわやかな眠りと目覚めは快い香りから!
   寝る前にハーブティーを1杯飲んだり、枕に香りのするハーブをはさんだりと、香りには私たちをくつろがせ、穏やかな眠りへと誘うアロマテラピー効果がありますが、目覚めの効果も見逃せません。歯みがき粉に入っているミントの香りなどもそのひとつ。今日は目覚めが悪いと思ったらペパーミントの香りがするガムを噛むなどしてみるのもひと工夫です。
睡眠のリズムを取り戻す太陽光線!
   太陽には強い覚醒効果があります。朝起きたら一斉に窓を開け、太陽の光を全身に浴びて、思いきり深呼吸しましょう。脳が目覚め、気分が高揚し、すがすがしい気分を呼び込めます。この太陽の覚醒効果は、医療の現場でも睡眠のリズムを回復させるときに使われ、睡眠障害だけでなく老人性のボケの回復にも役立てられています。
しっかり食べる朝食が快眠につながる!
   朝はパンとコーヒーだけで家を飛び出し、昼はサンドイッチかラーメン。そして夕食はしっかり食べる。日本人の食生活は、夕食偏重型が一般的。朝食をしっかり食べて栄養を摂取すれば、眠気を吹き飛ばして脳の活動レベルを高めます。夕食偏重型の人は、徐々に夕食の比重を減らし、朝食をおいしく食べる食生活に変えましょう。
それでもダメな時は・・・・
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